2017-04-21

動かぬ人が動くとき/ラ・ロシェル 【フランス旅】


フランス、ラ・ロシェルの街角で芸をする大道芸人とそれを見る子供たち

ラ・ロシェル/ヌーヴェル=アキテーヌ/フランス
La Rochelle/Nouvelle-Aquitaine/FRANCE

私もいつか
他人(ひと)も 自分も 楽しませることができる人に
なりたいなぁ


どの町にも大道芸人さんがいる。
いや、どの町にも、というのは言い過ぎか。彼らは人に見てもらうことが大切なのだから、ある程度 観衆を集められそうなところで仕事をする。

逆に言えば、大道芸人がいる町というのは、それなりに賑わっているということだろう。

興味しんしんの子供たち


旧港の近くに、銅像芸(?)をしている芸人さんがいた。
全身を銀色に塗りたくり、名のある軍人さんの真似をしているのか、指揮棒のようなものを持って、微動だにしない。

遠足で訪れた子供たちが互いに突っつきあいながら、様子をうかがっている。
「ナニあれ?」「どうなってるの?」「なんで動かないの?」

引率の先生がどう説明しているかはわからないが、子供たちはとっても不思議そう。

ラ・ロシェルの大道芸人さんにコインを入れる人たち

「ほら。見ていてごらん。今、マダムがお金を入れるわよ」先生が言う。

地面に置かれた帽子に 女性がコインを投げ込むと、銅像はロボット仕掛けのように動き出し、愛嬌たっぷりに敬礼する。

「わー動いた、動いた! おもしろーい!」
子供たちは大騒ぎである。

「わたしも やってみたい!」
「じゃ、やってごらん。ほらコインを持って行って」先生が促す。

ラ・ロシェルの街角で大道芸人の体験をする女の子

・・・あ、やってみたかったのって、、、そっち なのね。




【行き方】
・パリ、モンパルナス駅からTGVでおよそ3時間

【主な見どころ】
・Vieux Port (旧港周辺)
・Tour St-Nicolas et Tour de la Chaîne (サン・二コラ塔 と シエヌ塔)
・Porte de la Grosse-Horloge (大時計門)
・Tour de la Lanterne (ランテルヌ塔)

【参考サイト】
La Rochelle Tourisme (ラ・ロシェル観光局)
Voyages-SNCF (TGV時刻検索)

2017-04-11

薄紅色の銀河/東京「新川」の桜並木で 【日本旅】


新川/東京都/日本
Shinkawa/Tokyo/JAPAN


あたたかな日差しに そっと吹く風
何かを祝ってくれているような桜吹雪
この銀河を渡って 明日へ向かおう



昼下がりに見かけた光景です。
アスファルトの上に、無数に散らばる桜の花びら。「薄紅色の銀河」のようでした。

右手のバンの運転席では、おじさんが 気持ちよさそうに昼寝をしています。

風がちょっと強く吹くと、桜は一気に花を散らします。
陽の光と相まって、下を歩く人の姿が一瞬薄らぎます。

それはまるで、紅白歌合戦のトリで大物歌手の方が歌うときの演出のように、私たち日本人の多くが好む、美しい世界観を作り上げます。
 

2017-04-01

都会ならではの、小さな『桜の名所』/東京「京橋」 【日本旅】

東京、京橋のビルの下で見つけた美しい桜の名所

京橋/東京都/日本
Kyobashi/Tokyo/JAPAN


桜の名所は数あれど、有名どころへ行けば、桜と同じくらい人の頭を見ることになる。
混雑が苦手な私は、毎年、「その辺にある桜の名所」を探しに行く。

写真は、このビルが建てられた 4年前に一緒に植えられた桜。
千鳥ヶ淵や上野のベテラン桜に比べれば、年季や枝ぶりは劣るが、その立ち姿はスマートで美しい。

人工的だと言う向きもあるかもしれぬがそれはそれ。
名所と謳われる場所で人々を楽しませる桜も、おそらく、ご先祖様たちが整備した可能性が高い。
歴史は違うが、人工的なのは変わりない。

写真では、桜の木が横に何本も並んで見えるが、実際にあるのは、中央通路の向こうに見える2本だけ。
それが左右のガラスに映り、広がって見えている。
(※近くにも桜の木はありますが、2本以外はビルの陰になって見えません。)

都会ならではの、小さな「桜の名所」である。
 

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