2018-12-01

彩り鮮やかになった木々を目にして思う/東京「清澄公園」 【日本旅】

清澄庭園の隣にある清澄公園の色付く紅葉、通勤時間の様子

清澄公園/東京都/日本
Kiyosumi Public Park/Tokyo/JAPAN


季節が廻っている 丸い月が顔を出す 気持ちのよい朝が来る
誰が動かしているの?
 犬が目の前を走ってゆく スズメがぴょんぴょん跳ねている
誰が動かしているの?
僕の心臓が動いている こんなことを考えている
誰が・・・?


早いもので平成30年(2018年)も残り1ヶ月。
彩り鮮やかになった木々を目にして、「あぁ、もう一年経ったか・・・」と思ってしまう今日この頃。
四季を意識すると、時の流れを感受しやすいものですね。

時の流れや四季を感ずるとき、私はよく、
「あ、地球は公転面に対し約66.6度地軸を傾けて、ちゃんと太陽の周りを回っているんだなぁ」などと考える。
こんなこと言うと、変なヤツと思われそうだけど・・・。

地球は、太陽の周りを1年で(およそ)1周する。
これは、今では常識になっている。実際には誰も見たことがないのだけれど。

地軸を傾けて1周するから、日本では季節も1周して、春-夏-秋-冬と季節は廻り、
年に1回お正月があり、田植えがあって稲刈りがあり、クリスマスもあって大晦日が来る。
だから人は、時として、自分が1年前と同じ位置に戻って来たような気分になることがある。
地球が太陽の周りを1周して、同じ位置に戻って来ているのと同じように。

だが、実際はそうではない。
やはり誰も見たことはないが、太陽自体も宇宙空間の中で移動している。
そのため、1年経った地球が太陽に対して同じ場所に戻って来たとしても、
太陽自体が1年前と違う場所にいれば、当然地球の位置も1年前とは別の場所にあることになる。

季節は巡るが、そこに同じものは一つとしてない。
例えば50歳の人がいるとして、50回の春を経験していても、
全て違う春。全て違う場所。全て違う自分。

考えてみれば当たり前のことだが、
とてもありがたいことで、大切にせねばならないこと。

忘れちゃ、いけないんだろうなぁ。。。




【行き方】
・東京メトロ半蔵門線「清澄白河駅」下車、徒歩2分。

【主な見どころ】
・「清澄公園」は自由に出入りできる公園です。
 春は花見、朝夕はジョギングや犬の散歩、秋は紅葉を楽しむ場として、近隣の方々に愛されています。
・隣に、東京都が管理する「回遊式林泉庭園」の「清澄庭園」(入園料150円)があります。

【参考サイト】
 ※掲載写真は清澄庭園の隣にある「清澄公園」(public park)です。

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